高専生が専攻科進学のためにしてはいけない3つのこと
どうも〜しばまるです。
高専の4年生くらいになるとこれからの進路を考える時期を迎えます。そして、5年生になるとみんなそれぞれの道に向かって歩み始めます。
前回の高専とは? 〜5年生の選択〜をまとめると
が高専5年生の主な進路です。
今回は専攻科進学を考えている人たちを手助けするために専攻科2年生である僕からアドバイスしていけたらと考えています。
専攻科進学するためにしてはいけないこととは?
成績を落とさない
専攻科進学をする方法は2つあります。どんな方法かというと
- 推薦入試を受ける
- 一般入試を受ける
です。
まず、推薦入試ですが、この方法で進学することができればすごく楽です。推薦入試の試験内容は顔の知れた教授たちとの面接のみです。しかも、この試験を受ける事ができれば、ほぼ合格は間違いありません。
その理由として、学校側から優秀と判断されたものしか受ける事ができないからです。
しかし、優秀という言葉に怖気付く必要はありません。受験資格は意外と簡単です。受験資格をまとめると
- 5年間の成績の平均がクラス順位1/2以上であること
- 5年間の平均GPAが2.5以上であること
この2つです。
はじめのクラス順位1/2というのはわかるけど、GPAって何?って方がいると思うので、GPAの説明をしますと・・・
GPAとは高専の成績を簡単に表したものです。各高専によってGPAの算出方法が違います。
GPAの算出方式はこちらの知らなくて大丈夫?大学生の成績GPAの計算方法・平均・就活への影響を徹底解説!から計算してみてください。
しかし、結論を言いますとGPAの値なんて気にしなくていいんです。おそらく、クラス順位1/2以上の成績をとることによって、必然的にGPAの値は満たされます。
ですから、対策としては成績を落とさない。
クラス順位1/2以上のギリギリの成績を維持するのは少し危険です。推薦入試志願者が多いと、推薦枠を身内同士で争うことになります。そのような競合を避けるために一桁周辺の順位をキープもしくはそれ以上が望ましいでしょう。
担当教員と壁を作らない
高専では5年生から研究室に配属されて研究を行います。その後、専攻科進学する際に研究室を変更することが可能ですが、専攻科進学後は研究室を変更することができません。
そのため、少なくとも2年間は所属研究室の担当教員と密接した時間を過ごさなくてはいけません。
研究生活の充実が専攻科での生活をより良くするためのカギとなります。「メールの返信はきちんと返す」など担当教員に失礼のない行動を心がけましょう。
また、5年生時の研究室選択も重要です。自分が研究したいと思える研究分野や研究へのモチベーションを考慮して自分に合った研究室を選択しましょう。
孤立しない
専攻科生になるとより専門的な勉強に励むことになります。そのため、日頃のレポートの量や求められる質も本科生の時と比べ物になりません。
そのため、周りと協力してレポート進めていくことが一番効率が良い方法だと思います。
時間をかけてゆっくり理解することも大切ですが、どうしても研究発表やテスト勉強などに時間を取られてしまうので、効率を求めなければいけない部分もあります。
仲間と協力するためのポイントはGive and takeです。自分だけが利益を得ることに注力してはいけません。こちらから情報を分け与えることによってより良い信頼関係が築けるでしょう。
また、専攻科に進学する前にある程度、自分自身の勉強スタイルを確立しておきましょう。
例えば、テスト勉強の順序や授業中の取り組み方など自分に合ったスタイルを日頃から模索しましょう。
最後に
専攻科進学するために一番重要なことは推薦入試の資格を得ることです。専攻科進学できなければ元も子もありませんから・・・
僕は専攻科進学して、普通では考えられないようなことを経験することができました。専攻科に在学していることをうまく利用して、自分自身の能力を底上げしましょう。
あなたが専攻科に進学することを心よりお待ちしております♪
ちょっとした行動を習慣にするだけで運を味方につける
どうも〜しばまるです。
あなたは「運」というものを信じていますか??
以前、僕はそのようなことは信じていませんでした。「運」がいいとか悪いとかそんなのただの「確率論」だろ?くらいにしか思っていませんでした。
しかし、どういうわけか「運」というものはコントロールできるものらしいです。
あなたの近くでやたらと「運」が良い人はいませんか?
その人は、意図的にある行動を習慣化することにより「運」を高めている可能性が高いです。そんなの嘘だ!迷信だ!と思う人は一度試してみてください。
その習慣とはどんなことをすればよいのでしょうか?
運がいい人の習慣
いつも静かに笑っている人
あなたは、イライラしたりうまくいかないことがあると感情を爆発させたりすることはないでしょうか?
僕はイライラしたりうまくいかないことがあると感情が顔に現れてしまうことがあります。これは「運」を遠ざけてしまう習慣です。
もし、自分の身近な人がいつも不機嫌だったらどうでしょうか?
その人の顔色を伺い、気を使わなければいけません。そんな人の近くに人は集まらないいでしょう。
実際、僕はいつもニコニコしている上機嫌な人が好きです。いつも笑っている人には人がたくさん集まり、自然と「運」を運んで来てくれるものだと思います。
気持ちのいい挨拶をする人
僕のバイト先には同じ学校に通う後輩君がいます。たまに学校内ですれ違う時があり、いつも立ち止まって挨拶してくれます。
挨拶してもらった僕はなぜか嬉しい気持ちになりますし、挨拶をしてくれた後輩君に好印象を抱くようになります。
しかも、その後輩君は挨拶の後に一言付け加えてくれます。他愛もない会話でも自分だけの「特別な会話」を提供してくれるわけですから、こちら側もさらに嬉しい気持ちになります。
このようなやりとりですっかり機嫌が良くなり、今日も1日、頑張ろうと思えます。
気持ちの良い挨拶は「運」を運んで来てくれます。
大きな声で、はっきり話す
僕は、研究発表でよく学会に行きますが、どんなに研究の内容が素晴らしくてもボソボソと小さい声で話す人の発表はあまりいい印象を受けません。
一方、少し内容が劣っていても大きな声ではっきり話す人の発表は印象に残ります。
大きな声ではっきり話す人は自信に溢れていて迷いがありません。声の響きもいいのでよく話してる内容が伝わり、信頼されやすいそうです。
大きな声ではっきり話す事により、「運」を味方につけましょう。
悪口をいわない人
つい、いけないと思っていても口走ってしまうのが悪口です。サラリーマンの飲み会の最高のツマミは職場の悪口であるとよく言われます。
この悪口を口走るという行為は、「運」を遠ざけてしまう習慣です。
実際、悪口を口走る動機は相手にスキルやチカラで敵わないので、自分の自信の無さや相手の嫉妬心から相手より優位に立ちたいがために悪口を口走って相手を貶めようとする事が多いです。
そんなことを陰でコソコソとするより、相手の良いところを褒めましょう。陰で褒められていた事が相手に伝わった時、目の前で褒められた時よりも嬉しいはずです。
さらに、褒めた本人への好意を深め、信頼感が高まります。まわりから信頼されると自然と「運」が反映されます。
まとめ
運を味方につける習慣をまとめると
- いつも上機嫌でいる
- 気持ちのいい挨拶をする
- 大きな声ではっきり話す
- 悪口をいわない
となります。すごく簡単なことを習慣化することにより、自分への「運」を味方につけることができます。
基本的に自分も相手も楽しく、上機嫌になれるような行動をとれば自然と「運」を味方につけることができます。
皆さんも意識してみてはどうでしょうか?
高専を受験するか悩んでいる中学生へ
どうも、しばまるです。
前回、執筆した高専生活の日常を知ろう! という記事では、僕の高専入学の動機について紹介しました。
僕の高専入学の動機を簡単にまとめると
- 学力的に行けそうだったから
- 家が近いから
という何とも曖昧な理由からでした。特に工学分野に興味があるわけではなく、高専に受かるためのギリギリの成績を維持しているだけでした。
今回は高専を受験するかどうか悩んでいる中学生へメッセージを送りたいと思い、この記事を執筆しようと考えました。
少しでも、高専入学の不安を取り去り、迷いなく高専受験に踏み切れるようにアシストできれば嬉しいです。
一般入試と推薦入試
高専に入学するためには2つの方法があります。1つ目は推薦入試。2つ目は一般入試です。
推薦入試を受けるためには、一定以上の内申点を取らなければ受験資格がありません。受験資格は内申点全体の平均が5段階評価中4以上を取る事だったと思います。厳しい試験資格の代わりに、試験は面接だけと簡単なものです。
要するに中学生活を頑張ってきた者のみにご褒美が与えられます。この条件を満たせる受験者はとても優秀で、倍率もそこまで高くありません。
続いて、一般入試は誰でも受ける事ができます。試験は5教科の筆記試験のみです。面接はありません。
僕の内申点の平均は3.9だったので、一般入試を受ける事になりました・・・
もう少しで推薦入試を取れていたレベルの学力だったら受かって当然じゃん!と思った人たちに言いたいです。
僕は、県下統一診断テストで高専のボーダーラインとされる点数に一回も届いたことがありませんでした。
ただ、定期テストでそこそこの点がとれ、先生の印象がほんの少し良かっただけであって、実際の学力はそこまで高くありませんでした。しかも、理数系がずば抜けて得意というわけでもありませんでした。
そのため、周囲の先生や友達から「落ちるから受けるの止めといたほうがいいよ」と言われ続けました。
一般入試合格!!
一般入試の倍率はなんと2.6倍でしたが、必死で受験勉強を行った結果、第一志望の機械工学科に見事合格することができました!
僕が行った受験勉強については後ほど紹介したいと思います。
合格したことがわかった時は本当に嬉しかったです。周囲の「落ちるから止めとけ」と言った連中を見返せることができました。
結局、受験して思った事は、中学の県下統一診断テストの成績は高専の受験にあまり関係ないのではないかという事です。
一般入試の問題は特殊な問題が多く、統一診断テストの出題内容とは全く別のものであったからです。
要するに高専の受験問題形式に慣れることさえできれば、受かる事ができるのではないのでしょうか。
押し寄せる不安・・・
受かってしばらく経ち、これからのことについてじっくりと考えました。
こんな中学校の成績で高専に入ってやっていけるのか?落ちこぼれて、留年してしまうのではないか?という不安がありました。
この自分の成績に対する危機感から高専に入ってからの勉強を頑張ろうと思うきっかけになりました。
その結果、僕は高専でのはじめてのテストで1桁の順位を取る事ができました。それから、僕は専攻科2年までの7年間、上位の成績を維持する事ができています。
留年してしまう人の特徴
僕の高専生活の経験から推測すると、自分の学力に過信している人が留年する人の特徴だと思います。
中学校のときに成績が良くて、高専も推薦入試で合格した人が意外と留年する事が多いです。
中学での成績がそこまで良く無くても、謙虚に努力し続けれる人は絶対に留年はしません。高専に入ってからの頑張り次第です。
まとめ
僕が今まで感じたことをまとめますと
- 県下統一診断テストの結果で高専を受験するかどうか決めるべきではない。周囲の意見に流されない。
- 高専の一般入試問題は特殊な問題が多く、きちんと対策すれば中学の成績にかかわらず合格は可能である。
- 中学の成績にかかわらず、努力を継続することができれば留年することはありえない。上位の成績を維持する事も可能である。
ということがわかりました。高専に受験するか悩んでいる皆さんに1番伝えたい事は、志望理由が曖昧で成績が悪く、工学系に興味のなかった劣等生の僕でも高専に入学して充実した高専生活を送っているということです。
高専の受験に臆する必要はありません。勇気を持って一歩踏み出してみてください。
高専生活を制する6つの勉強ステップ
どうも〜しばまるです。
前回の高専生活の日常を知ろう!という記事では、
について触れました。今回は、高専生活を送る上で攻略必須な勉強法について紹介していきたいと思います。
僕は、この勉強法を実践してからクラス順位3番以内をキープできるようになりました。
高専入学から専攻科2年までの7年間、ずっと研究し続けて確率した勉強スタイルなので試してみる価値はあると思います。
高専での勉強方法に悩んでいる方は是非参考にしてみてください♪
出題者側の心理
まず、出題者側の心理を考えましょう。
今までテストを作っていた中学校の先生と高専の教授とは置かれている状況が違います。
中学校の先生は、一般教養を教育することや受験対策に重きを置いています。
一方、高専の教授は、研究を理解するための基礎的知識の教育に重きを置いています。
高専のテストでは、受験のような応用問題が出題されることがあまりありません。最終的に研究を理解すれば良いわけなので、基礎的な問題が多く出題される傾向にあります。
また、高専の教授は自分自身の研究を進めなければ、高専に在籍している意味がありません。業務上、自分自身の研究と授業内容の考案やテスト作成することを両立しなければいけないのです。
そうすると、多くの教授は自分自身の研究を優先してしまいがちになります。そのため、テスト作成が疎かになり、教授が過去に作成している「過去問」と類似している問題が出題される傾向にあります。
以上の理由により、高専の教授の出題心理としては
- 研究を理解できるために必要な基礎的な問題が多く出題される傾向にある。
- 業務上、テスト制作が疎かになることが多く、「過去問」と類似した問題が出題される傾向にある。
という点です。
勉強の順序
結論として、次のような順序で勉強するのが最も効率が良いのではないかと思います。
- 過去問収集(3年分)
- 過去問分析
- 分析に基づいた頻出問題の解法を理解
- 過去問全ての理解
- 教科書、ノート、プリントの練習問題の理解
- オリジナル応用問題の作成&解法
出題側の心理を考えた結果、僕はこのような順序で勉強していました。次にそれぞれのステップごとの具体的な勉強を紹介していきましょう。
6つの勉強ステップ
過去問収集(3年分)
ここが一番重要です。とにかく、点数の良い人の「過去問」を集めましょう。最低2年分、多いほどいいです。
「過去問」はデータですから分析するデータが多ければ多いほど効率的な勉強をすることが可能です。
「過去問」で勉強することが小狡いと思っている人は一度考えましょう。あなたは、高専を受験する時に高専受験過去問題集を使って勉強したのではないでしょうか?
「過去問」を使うことは卑怯なことではありません。高専受験の時は、過去問を利用することでやっとスタートラインに立つことができましたが、高専内の定期テストではうまく利用することで差別化を図ることができます。
「過去問」を得るためには次のような方法があります。
- 友達にもらう。
- 高専生が多いバイト先で繋がりを作って入手する。
- 部活仲間にもらう。
ポイントとして人に好かれる人間になることが、一番の近道かもしれません。日頃から謙虚かつ社交的に人に接することで交友関係を広げることができると思います。
テストを作成する教授のクセを分析
「過去問」を集めることができれば、次にテスト作成をする教授のクセを分析しましょう。
結論としてチェックするべき項目は2つです。
- 問題形式
- 最頻出問題のチェック
はじめに、問題形式を確認しましょう。記述式であるのか、マークシート形式であるのか事前に確認しておけば対策が立てやすいと思います。
例えば、暗記教科の場合、記述式であれば答えの漢字まで覚える必要がありますし、マークシート形式であれば、答えの読み方だけ覚えればいいというように無駄な勉強はできるだけしないようにしましょう。
また、問題の配点も確認しましょう。テストで落とせない問題の配点が大きいものから対策をしていきましょう。
次に、前年度と前々年度の「過去問」がどの程度類似しているのか確認しましょう。この分析を行うことによって、過去問の解法に重きを置くのか、ノート中心に勉強すれば良いのか見極めましょう。
その後、最頻出問題を確認しましょう。出題者が重要と思われる問題は、毎年出題されます。ですので、その問題を確実に正答することが得点アップの鍵となります。
分析に基づいた頻出問題の解法を理解
分析が終われば、最頻出問題から頻出問題順に解法を理解しておきましょう。
このステップで重要なことは
答えをただ丸暗記するのではなく、しっかり解法を理解すること。
丸暗記だけの勉強は、少し捻られた問題が出題されると太刀打ちできません。教科書を参考にしながらじっくり時間をかけて解法の理解をしましょう。
過去問全ての理解
頻出問題の解法の理解を終えれば、過去問全ての解法を理解しましょう。
しかし、理解しようとも問題が書いてないのに答えだけみてどうやって理解するの・・・って時がありますよね!
そんな時は、問題を予想しましょう。テスト用紙に記載している解法をノートや教科書から探して見つけます。テストには基本的な問題が出題されることが多いので、僕の経験上、ほとんどの問題はその中にあります。
教科書、ノート、プリントの練習問題の理解
過去問全ての解法の理解を終えると、念のためにテスト範囲の教科書、ノート、プリントの練習問題を解きましょう。
出題傾向を変更してくることがありますので、出来れば全ての問題を網羅しましょう。
すべて網羅すれば、90点以上の点数をとることができるのではないでしょうか?
赤点回避が目標の方は、全て網羅する必要はありません。広く浅く対策しましょう。
オリジナル応用問題の作成&解法
ここまでの勉強で十分ですが、念には念をということでオリジナル問題を作成しましょう。
これ以上、捻ることができない問題を何パターンか作って、解法を考えましょう。
これをこなせば100点が見えてくるはずです。
まとめ
勉強のポイントとしては、確実に正答できる問題から順に対策することが大切です。
効率的な勉強を通じて、高得点を狙い、進学における推薦を狙うのも良し、赤点回避することだけを目的にして効率的に勉強し、余った時間を好きな事に没頭するために使っても構いません。
どのようなことを選択するかはその人の自由ですが、せっかく高専に入学したのだから、みなさんにどうにか卒業を迎えて欲しい思い、この記事を書きました。
参考になれば幸いです。
マレーシアに持って行くべき必需品集
学会発表&インターシップを行うために今年の2月の終わりから3月の中旬までマレーシアに行っていました。
学会発表は始めの3日間のみ、その後は半月ほど大学の研究室に配属され、インターシップ活動を行いました。
その際に、持って行くべきものを持って行かなかったがために現地で困惑することなりました。
これからマレーシアに訪れる人にはそのようなことを味わって欲しくないと考え、今回はマレーシアに持って行くべき必需品について紹介していきたいと思います。
まず、マレーシアってどんなとこ?
マレーシアの場所
東南アジアのマレー半島南部とボルネオ島北部を領域としています。僕は関西国際空港から搭乗してマレーシアの首都クアラルンプールに約7時間かけて到着しました。大阪からクアラルンプールまでの距離は4995km離れています。
マレーシアの国教
マレーシアの国教はイスラム教です。学校の敷地内にも簡易的なモスクがあり、1日に5回、メッカに向かってお祈りをします。そして、多くの女性が肌の露出を防ぐため頭にスカーフを巻いています。もちろん、豚と飲酒の摂取もしませんし、左手は不浄の手とされているので食事や握手は右手を使います。
マレーシアに持って行くべき必需品
日本とマレーシアでは当然、文化が違います。そのためマレーシアの文化に対応しなければいけません。ここでは、その文化に対応するための必需品を紹介します。
トイレ文化への対応
マレーシアの人たちは用を達すると便器の横にあるホースを使ってお尻を洗います。ですので、ポケットテッシュは必需品です。大型ショッピングモールやコンビニなどのチェーン店にはトイレットペーパーを置いていますが、現地の観光地には置いていないことがあるので必ず持っておきましょう。
エアコン対策
マレーシアのショッピングモールや電車の中では寒いぐらい空調が効いています。それは、冷えた部屋でお客さんを迎えるという風習があるからです。ですので、Tシャツの上に羽織れる服が必需品です。僕はその風習を知らなかったので、現地にて羽織れる服を購入しました。
汚水対策
マレーシアの水道水は飲むべきではありません。飲食店で出される「お冷」も例外ではありません。実際、僕はマレーシアの水を甘く見ていて、口にしましたが、案の定、お腹を下しました。外出する際には、ミネラルウォーターを常備しておきましょう。
持ってこなければ地獄確定?
最重要必需品はポケットwifiです。国外では携帯会社のパケット"定額"サービスが適用されません。ですので、wifiが無いところで通信すると、通信した分だけ料金が加算されるので料金が跳ね上がります。
ちなみに僕は持って行くのを忘れました(笑)観光したいところへの道順を調べることもできないのでたまたま買っていた地球の歩き方が大活躍しました。
休日に僕が住んでいたシャーアラムから世界遺産の観光地マラッカまで行って観光しました。
ちなみに、シャーアラムからマラッカまでの2時間30分の旅をgoogle先生に頼らず、カタコトの英語と地球の歩き方のみで辿り着くことができました。
本書に記載していたなかなかオシャレなゲストハウスに泊まることができて大満足でした♪
本書に記載していたたくさんの観光スポットを訪れました。
一番良かったのがナイトクルージング。街並みが綺麗でした。
正直、wifiが無くても地球の歩き方さえあればどうにかなるなと思いました。必需品とまではいきませんが持っていればより良い旅になるでしょう。
まとめ
僕はあまり準備に時間をかけることなくマレーシアに来てしまったので、困ったことがたくさん起こり、対応するのに時間がかかりました。
これからマレーシアに行かれる人たちにはしっかり準備をして、万全の状態でマレーシアに飛立って欲しいです。
そして思う存分、マレーシアを満喫してください!
コード式イヤホンのストレスから脱却しよう。〜格安スポーツ用Bluetoothイヤホン紹介〜
どうも〜しばまるです。
突然ですが
みなさん、コード式イヤホンにストレスを感じることはありませんか?
ほとんどの方はコード式イヤホンを使ったことがあると思いますが、コードが絡まることで絡まりを解くのに時間がかかったり、コードが断線して突然片耳の音が聞こえなくなったりした経験があるのではないのでしょうか?
僕の趣味はランニングをすることですが、ランニング中にコードが暴れたり、断線したりすることが多々ありました。
もし、断線することがあれば、新しいものに代替しなければなりません。そのためには、お店にわざわざ趣き、新しい商品を購入しなければいけません。労力や金銭的な負担にストレスを感じることになります。
そんなうざったいストレスから解放される簡単な方法があります♪
コード式イヤホンから卒業し、Bluetoothイヤホンへ買い換えることです。
初めのBluetoothイヤホン購入費は少々高いと感じるかもしれませんが、買い換えることができれば無駄なストレスから解放されます。
今では、ストレスを感じることなくランニングができる♪
Bluetoothイヤホンってなんぞ??
そもそもBluetoothてなに?
Bluetoothとは、デジタル機器の無線通信で使われる規格の1つです。数10〜100m程度の距離間でBluetooth搭載機器同士のワイヤレスデータのやりとりをすることができます。今回はイヤホンのBluetooth機能についてフォーカスを当てていますが、マウスやキーボード、携帯電話などにも搭載されています。
Bluetoothイヤホンってどんなもの?
Bluetoothイヤホンは上の写真のようにコードの部分がないものと短いコードでイヤホン同士が繋がっているものとヘッドフォンタイプの3つに種別されます。
僕が現在使用しているイヤホンは短いコードでイヤホン同士が繋がっているタイプです。ipodなどのオーディオ機器にコードを繋ぐことがなく音楽を聞くことができます。オーディオ機器がイヤホンのBluetooth信号を拾うことで音楽を聞くことができます。
僕が購入したオススメのBluetoothイヤホン
大阪に訪れた時に日本橋のイヤホン専門店でイヤホンを購入しました。
店に入ると、本当にイヤホンしかない(笑)しかも、 Bluetoothイヤホンとなると流石に値段が高かった。
自分で好みのイヤホンを絞ることが困難だと思ったので、店員さんに相談してみることにしました。
できるだけ低価格でランニングで使えるイヤホンが欲しいと伝えると、こちらのイヤホンを紹介してくださいました。
試聴してみると、なかなか音質も良い。イヤホン自体はこんな感じ。
イヤホンの装着部のゴムが耳のくぼみにしっかりとはまって、ランニングしていてもイヤホンが外れる心配はありません。
イヤホン同士は磁石がついており、コンパクトに収納することができます。イヤホン同士を繋ぐコードは分厚く、長さは約40cmほどで背中側の服の中にいれておけば快適にランニングすることができました♪
もちろん絡まることはありませんし、コードの分厚さから考えて断線の心配は今のところありません。
お値段は2999円と格安でした!
充電はこんな感じで、USB変換プラグに充電コードを突き刺して充電します。
少し残念なことは充電満タンの状態から実働3〜4時間である点です。もう少し使える時間が長ければ言うことなしでしたね!
格安イヤホンでも僕は満足して使えています♪
まとめ
Bluetoothイヤホンの一番のメリットはコード部分のストレスから解放される点であると思います。商品によってそれぞれ長所がありますが、この点はどのBluetoothイヤホンにも共通している部分であると思います。
コード式イヤホンにストレスを感じているみなさん。この機会にBluetoothイヤホンに変えてみてはどうでしょうか?
お値段が高くてなかなか手がでない。って方は僕のように格安イヤホンからBluetoothイヤホンデビューを始めてみればどうでしょうか?
きちんとした店で購入すれば、ある程度の品質が保証されていますし、結論として僕は満足して使用することができました。
みなさんのイヤホンライフがより良いものになりますように。
〜孫子の兵法〜 人生を上手く生き抜くためのコツ。
どうも〜しばまるです。
前回はニーチェの言葉を自分の人生に取り入れるような記事を書きました。
ニーチェについて知ろうと思ったきっかけは、人生をより良く生きていた歴史的な偉人の思考や行動を参考にすることができれば、自分の人生も豊かになるのではないかと考えたからです。
今回は、軍事兵法書の孫子に学んだ人生をより良く生き抜くための知恵をみなさんに紹介したいと思います。
孫子ってなんぞ?
まず、僕が思ったことは・・・
孫子って人の名前じゃないんだ!
ということです。無知ですいません(笑) 紀元前500年前ごろの中国春秋時代の軍事思想家の孫武によって孫子は作成されました。
では、孫子とはどんな読み物なのか??
簡単に孫子を説明すると、当時行われていた戦争に勝つための術について書かれた読み物です。孫子が書かれる以前、戦争の勝敗は天運に左右されるという考えでしたが、孫武は戦争というものを研究・分析することによって、戦争の勝敗は人為にあることを見つけだします。そのことを孫子という書物にまとめ、後世に残そうと考えました。
孫子は現代を生き抜く人たちにも、社会を生き抜く術としてしばしば取り入られます。
そんな孫子の中で、僕の心に響いた言葉を今日は紹介したいと思います。
孫氏の兵法から学ぶ。上手く生きるためのコツ。
バカになれる人になる。
明確な人生の目標を設定して努力することはとても重要ですが、それを他人に吹聴する人はどこかかたっ苦しい雰囲気で近寄りがたいし、自分のライバルにとっては警戒心を強める要因となります。
ですから、普段はそんなに気を張らず、"ちょっと抜けたところがある人"ぐらいに見せるほうが自分にとって都合がいいのです。周囲の人たちからは心配に思われ、助けてくれるようになります。ライバルは「大したことない人物だ。」と思い、油断してくれるようなります。
逃げの一手は卑怯にあらず。
戦時中の特攻隊精神の名残かは知りませんが、日本人はとにかく逃げるという選択を卑怯と捉えがちではないでしょうか?負けるとわかっている戦いに、玉砕覚悟で突っ込むのは単に無謀なだけです。
相手の力量が自分より格段に上であった時は、正面から戦うのではなく、逃げるのも1つの手であると孫子は言っています。
その場では、逃げることを選択せざるおえませんが、最終的に勝てばいいんです。無謀な戦いにエネルギーを使うより、次回の再戦に向けて相手を凌ぐ実力をつけることにエネルギーを使いましょう。
競争相手の少ない分野を選ぶ。
相手が強大すぎて突破できない場合、逃げることだけが対策ではありません。敵の弱点や守りの薄いところを攻めれば勝てることができるかもしれません。
例えば、ビジネスに当てはめると、ニッチな市場で勝負する。ということです。誰も勝負しようとしない分野で戦うことにより、市場を独占することができ、大きなニーズを巻き起こし、ビジネスの成功につながるかもしれません。
競争が集中している市場での勝負は強者ばかりを相手にしなければなりません。そのため、自分自身がひどく消耗してしまい、最終的には立ち上がることすらできなくなってしまう可能性があります。
おわりに。
成功する人には共通点があり、何らかのテクニックを駆使することにより、人生を上手に生きているんだと思います。
現在、そのようなテクニックはインターネットや書籍によって簡単に見つけて学ぶことができます。そのような状況にあるのにもかかわらず、多くの人が様々な情報を生かしきれていないのが現状です。
もっと多くの人が、人生におけるテクニックを学び、より良い人生となること僕は切に願います。
〜ニーチェの言葉〜 頑張りすぎない生き方。
どうも〜しばまるです。
みなさんは、自分が落ち込んだ時や人生の選択に迷っている時などに誰かの言葉で背中を押された経験はありますか?
以前、僕はこれからどう生きていけば自分にとって本当に幸せか悩んでいた時期があり、ある哲学者の言葉によって勇気づけられ、フッと心が軽くなった思い出があります。
今日はその哲学者ニーチェについて少し紹介しようと思います。
ニーチェってどんな人?
ニーチェという名前はよく耳にしますが、正式な名前はフリードリヒ・ニーチェ(1844〜1900)です。彼はドイツの哲学者です。彼は、24歳でスイスのバーゼル大学の教授になりましたが、教職にあったのはわずか10年ほどで、その後は病気療養のためヨーロッパ各地を旅しながら独特の著述と思索を続けました。
僕の中での哲学者は小難しい理論を説いているイメージでしたが、ニーチェの哲学は難しくありませんでした。彼は、キリスト教道徳があまりにもあの世的であると否定し、今生きている人間のための哲学を唱えました。
しかも、短い警句と断章によって哲学を表現するため、哲学に疎い僕でも理解することができました。
その中で、僕が心に響いた言葉を紹介したいと思います。
ニーチェの言葉。
1日の終わりに反省しない。
仕事から帰って、その1日をじっくりと反省する。すると、自分がやらかしてしまったことや他人に言われて嫌だったことばかりが頭の中を駆け巡って、暗い気持ちになってしまう。
そんな時は、多分、冷静に反省できていない。理由は疲れているからだ。自分が何かに夢中になって楽しんでいる時に反省などしない。疲れていると感じたらゆっくりと体を休めよう。頑張りすぎはよくない。
あらゆる人から好かれなくてもいい。
人間だれしも苦手な人がいると思う。そのような人から無理に好かれようとしなくていい。
そのような人にどんなに丁寧に接しようとも、心が伴っていないので、慇懃無礼なやつだと思われてしまう。誰からも好かれることが当然と思わず普通に接しよう。
力を入れすぎない。
なぜか4分の3の力で作品なり仕事を完成させると上手くいく。例えば、全力で作品作りに取り掛かったとすると、重苦しく緊張した雰囲気で仕上げるものだから、どこか人間臭さが作品に現れてしまう。
反対に4分の3の力で作品に取り掛かると、大らかな余裕を感じさせる作品になり、万人に受け入れやすいものができる、
この瞬間を楽しもう。
人生を楽しもう。辛いことがあっても、それを忘れてでも楽しむべきだ。例えば、友達と一緒にいるとして、友達の中の一人が落ち込んでいたりするとどうだろう?こっちまで落ち込んだ気持ちになるし、楽しくできない。
なので、とりあえず辛いことは忘れて、一旦楽しんでみよう。素直に笑い、楽しむことで辛いことなんか忘れてくる。
おわりに。
僕は、ニーチェの言葉によって「頑張りすぎない」ことを学びました。頑張ることはいいことですが、頑張りすぎて自分を追い詰めてしまうと、頑張り続けられなくなります。
そんな、人生に消耗しまくっていた僕をニーチェの言葉は救ってくれました。今回、僕が紹介した言葉は、自分の行いを許容する言葉ですが、他にも人生を生きぬく上でぐっとくる言葉がたくさんあります。
人生に疲れた。自分を見つめ直したいと思った時は、ニーチェの言葉に触れてみるのも良いかもしれませんよ♪
TOEIC400点が今すぐほしい!〜付け焼き刃勉強法〜
どうも〜しばまるです!
今回は理由はともあれ、急遽TOEIC400点がどうしても必要な方に向けて、TOEIC未経験者でも約一ヶ月でできる付け焼き刃勉強法をご紹介します。(今は600点ほど・・)
壊滅的な点数。圧倒的勉強不足。
僕は、去年の5月に授業ではじめてTOEIC IPのテストを受けました。なんとなくノリで解けるんじゃね!と思い、ノー勉で臨んだところ・・・
なんと、TOEICスコア280点でした。
たしかに試験のとき、一問も分かる問題がありませんでした。全部、色塗りで終わりました。(笑)
しかも、この英語の講義においてTOEIC400点以上のスコア提出ができないものは単位が出ないらしい。まさに、絶対絶命。絶対落とすことができない!
そんな感じでとりあえず勉強を始めました。
TOEIC400点ってどんなレベル??
まず、僕は目標であるTOEIC400点がどの程度のレベルなのかを知ることから始めようと思いました。
TOEIC400点台レベルは「日本人大学生の平均的なレベル」です。しかし、実用的に英語を使えるレベルではなく、日常的な英会話など夢のまた夢だそうです。
今はとりあえず400点を超えることだけ考えよう!!
千里の道も一歩から。英語勉強のきっかけを掴んで行こう!
TOEICの問題形式を知り、勉強するPartを絞り込む!
TOEICの問題は全部で7つのPartに分かれています。その中でもPart1〜4はリスニングPart、Part5〜7はリーディングPartに分かれています。
結論から言いますと、400点を取るために全てのPartを勉強する必要はありません。
勉強するPartはズバリ1. 2. 5. 6です!!なぜかというと対策がし易く、比較的簡単な問題が多いからです。
Part3. 4. 7は難因度が高いので無視して構いません。
次に具体的な勉強について紹介していきたいと思います。
TOEIC400点を取るための勉強法
単語対策
まず、初めに単語の勉強から始めましょう。TOEIC単語帳で一番有名な金のフレーズを使って、単語を頭に染みつけましょう。
本書はレベル別の単語が収録されていますが、600点レベルの400語+パート1重要単語100語の合計500語を覚えましょう。 これで、単語はバッチリです!
文法対策
次に文法の勉強を始めましょう。1駅1題 新TOEIC TEST 文法特急で文法のルールを身につけましょう。
本書は一問一答形式で簡単に解くことができ、その後の丁寧な解説によって、問題のロジカルな解き方を学ぶことができます。第2章くらいまでは完璧に理解しましょう。
ここでの勉強のポイントはただ答えを覚えるのではなく、解き方を説明できるくらいロジカルに解くことをオススメします。 解説を読んで、しっかり理解しましょう。
全体的な対策
基本を少しかじったところで、Part 別に広く対策をしましょう。TOEIC TEST 入門特急とれる600点を使って、全体的な基本を抑えましょう。TOEICを解く上でのテクニックもここで学びましょう。
本書は、Part別の解き方を解説していますが、前述した通り、Part 3. 4. 7の問題は無視してもかまいません。その分、勉強するPartは繰り返し、勉強しましょう。
最後の仕上げ
ここまでの勉強で十分ですが、念のために公式問題集を解いて、時間配分を確認しましょう。
本番通り、時間を測って解いてみましょう。大事なことは、ダメだと思っても最後まで諦めないこと。ここまで勉強したらおそらく400点は超えると思うので頑張ってください。
終わりに
TOEIC400点はおそらく一ヶ月勉強すれば、達成できます。一ヶ月続ける上で一番大事なことは毎日続けることです。
毎日、一時間でもいいので続けましょう。自分が培っている感覚を忘れないように。そして、TOEIC400点を取得し、モチベーションをあげて、さらなる得点アップを目指しましょう!
10年後の仕事図鑑〜書評〜無くなる職種?減少する職種?
どうも〜しばまるです!今日は堀江さん、落合さんの10年後の仕事図鑑を紹介したと思います。
AIによって仕事は無くなるのか?
現在、AIについて世間の興味・関心が集まっています。なぜならAIの技術精度が高まると、コストの高い人間の仕事をAIによって代替できるようになるからです。
僕もテレビやニュースを見て、AIの発達やそれと共に変化する日本の将来について以前から興味があり、希少性の薄い仕事がAIによって代替され、やがてAIによって職種を奪われた人たちは路頭に迷ってしまうと考えていました。
しかし、現実にはそうではないらしい・・・
たしかに AIの発達によって仕事を奪われてしまう職種もあるのですが、基本的には「半人力・半機械」という形が未来では最適解とされているそうです。
「半人力・半機械」ってなんぞ??
文字通り、半分は人力で半分は機械で業務を行うシステムです。現在、そのシステムをうまく活用しているくら寿司を例として説明しましょう。
そうです。あの身近にあるくら寿司が最先端のシステムを導入しているらしい!
くら寿司は僕の家の近くにあるよ!
今度、奢ってくれ!
うっせー!バイトしろ!
まず
客の席の案内
⇩
タブレットから注文を受注、それをコンピューターで管理
⇩
コンピューターの指示通りに商品を出す
⇩
お客さんが商品を食べて、席には食べ終えた皿を数えるポケットがあり、お客さんがそこに皿を入れると、自動的に皿の枚数がカウントされる。
こんな感じで従来やってきたサービスの半分を機械が代替、人間は機械の間に入って調整役として機能する。この「くら寿司化」がこれからの仕事の最適解だそうです。
はえ〜実に無駄のないシステム。
厨房内でも機械と人間の分業が行なわれているっぽいぞ!
「くら寿司化」の応用例として、「介護問題」も解決されるそうです。
介護問題とは、介護業界が慢性的な人材不足に追い込まれている問題です。介護の仕事=低賃金の労働であるという構図から抜け出せていないのが現状です。
介護の業務内容の中で一番人員を割かれるのが、人々の輸送や搬送です。それらを介護ロボットに代用させてはどうでしょうか?
その場合、人間がすべき仕事は「サービス」となり、やがてその「サービスの質」が看護業界での競争意識を芽生えさせ、良いサービスを行う人員を確保するため、介護士の賃金も向上していくのです。
じゃあ、介護以外の職種はどんな仕事の形になるんだろう?
未来の仕事はどんな形になるのか?
人が労働すると、その労働の対価として給料が支払われます。その支払う給料が高い人達の仕事をAI化することができれば、大幅なコストカットとなります。また、AIに代替しやすい業務内容の職種はすぐにAI化することになるでしょう。
経営者
経営者の主な仕事は2つあります。1つ目は「組織にビジョンを語ること」。2つ目は「組織を管理すること」です。
1つ目の「組織にビジョンを語ること」は今のところ、創造性が必要な仕事なのでAIには代替することができません。しかし、2つ目の「組織を管理すること」はAIにも代替可能です。むしろ、AIが得意としている領域でもあります。
このことから、ビジョンを語る経営者だけが生き残ります。経営者でさえ「管理するだけの者」は不要です。管理職も不要です。
営業職
営業職は、商品をお客さんに概要説明して買ってもらうことが仕事です。なので、業務上、その商品説明する営業マンの信頼度が営業業績に大きく関わってきます。
その点、機械が営業を始めると、商品説明に謝りや嘘がないので、当然、信頼されます。
ですから、「この人からなら商品を買ってもいい」と思われ、お客さんがついている営業職だけ生き残るようになります。
現場監督
土木作業、建設作業員などは現場で精密かつ重労働を強いられるため、いますぐにはAIに代替されません。しかし、これを代替しなければ少子高齢化問題に直面している日本にとって、作業員の労働者不足は目に見えています。
その中で、現場監督はAIに代替されます。これは管理職が代替される理由と同じで、効率的に働くスケジュールを考えるのは、AIのほうが当然、得意であるからです。
事務職
単純作業を行う事務職はほぼAIに代替されます。今は、機械化するより人間を雇うことで運営していくほうがコストが低いので、事務職は存在しますが、いずれ世の中にAIが普及して、機械化のコストが低下すると、どうでしょうか?
AI化に向け、どのような対策をすべきか?
世の中がAI化すると、人間が行う仕事が減り、余暇時間が増え、やがて遊びが仕事になるそうです。
遊びが仕事って最高じゃん!毎日が楽しそう!
あの頃は僕も会社員でね。大変だったんだ・・・とか言ってるのかな?
やがて、仕事になる遊びの中で、自分が面白いと感じるものを徹底的に極めることが来る未来への対策と言えるでしょう。
そして、何かの遊びの中で唯一無二の存在になることが食いっぱぐれない方法だそうです。
最終的に、何ジャンルかの唯一無二の存在になることで自分の付加価値を高めておくことが来る未来への最大の対策と言えるのではないかと思います。
ざっくり概要を説明しましたが、もっと未来のことを知りたいと思う人はぜひ10年後の仕事図鑑を手にとって、読んでみてください。
それでは〜〜