〜ニーチェの言葉〜 頑張りすぎない生き方。
どうも〜しばまるです。
みなさんは、自分が落ち込んだ時や人生の選択に迷っている時などに誰かの言葉で背中を押された経験はありますか?
以前、僕はこれからどう生きていけば自分にとって本当に幸せか悩んでいた時期があり、ある哲学者の言葉によって勇気づけられ、フッと心が軽くなった思い出があります。
今日はその哲学者ニーチェについて少し紹介しようと思います。
ニーチェってどんな人?
ニーチェという名前はよく耳にしますが、正式な名前はフリードリヒ・ニーチェ(1844〜1900)です。彼はドイツの哲学者です。彼は、24歳でスイスのバーゼル大学の教授になりましたが、教職にあったのはわずか10年ほどで、その後は病気療養のためヨーロッパ各地を旅しながら独特の著述と思索を続けました。
僕の中での哲学者は小難しい理論を説いているイメージでしたが、ニーチェの哲学は難しくありませんでした。彼は、キリスト教道徳があまりにもあの世的であると否定し、今生きている人間のための哲学を唱えました。
しかも、短い警句と断章によって哲学を表現するため、哲学に疎い僕でも理解することができました。
その中で、僕が心に響いた言葉を紹介したいと思います。
ニーチェの言葉。
1日の終わりに反省しない。
仕事から帰って、その1日をじっくりと反省する。すると、自分がやらかしてしまったことや他人に言われて嫌だったことばかりが頭の中を駆け巡って、暗い気持ちになってしまう。
そんな時は、多分、冷静に反省できていない。理由は疲れているからだ。自分が何かに夢中になって楽しんでいる時に反省などしない。疲れていると感じたらゆっくりと体を休めよう。頑張りすぎはよくない。
あらゆる人から好かれなくてもいい。
人間だれしも苦手な人がいると思う。そのような人から無理に好かれようとしなくていい。
そのような人にどんなに丁寧に接しようとも、心が伴っていないので、慇懃無礼なやつだと思われてしまう。誰からも好かれることが当然と思わず普通に接しよう。
力を入れすぎない。
なぜか4分の3の力で作品なり仕事を完成させると上手くいく。例えば、全力で作品作りに取り掛かったとすると、重苦しく緊張した雰囲気で仕上げるものだから、どこか人間臭さが作品に現れてしまう。
反対に4分の3の力で作品に取り掛かると、大らかな余裕を感じさせる作品になり、万人に受け入れやすいものができる、
この瞬間を楽しもう。
人生を楽しもう。辛いことがあっても、それを忘れてでも楽しむべきだ。例えば、友達と一緒にいるとして、友達の中の一人が落ち込んでいたりするとどうだろう?こっちまで落ち込んだ気持ちになるし、楽しくできない。
なので、とりあえず辛いことは忘れて、一旦楽しんでみよう。素直に笑い、楽しむことで辛いことなんか忘れてくる。
おわりに。
僕は、ニーチェの言葉によって「頑張りすぎない」ことを学びました。頑張ることはいいことですが、頑張りすぎて自分を追い詰めてしまうと、頑張り続けられなくなります。
そんな、人生に消耗しまくっていた僕をニーチェの言葉は救ってくれました。今回、僕が紹介した言葉は、自分の行いを許容する言葉ですが、他にも人生を生きぬく上でぐっとくる言葉がたくさんあります。
人生に疲れた。自分を見つめ直したいと思った時は、ニーチェの言葉に触れてみるのも良いかもしれませんよ♪