しばまるブログ

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高専を受験するか悩んでいる中学生へ

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どうも、しばまるです。

 

前回、執筆した高専生活の日常を知ろう! という記事では、僕の高専入学の動機について紹介しました。

 

僕の高専入学の動機を簡単にまとめると

  1. 学力的に行けそうだったから
  2. 家が近いから

という何とも曖昧な理由からでした。特に工学分野に興味があるわけではなく、高専に受かるためのギリギリの成績を維持しているだけでした。

 

今回は高専を受験するかどうか悩んでいる中学生へメッセージを送りたいと思い、この記事を執筆しようと考えました。

 

少しでも、高専入学の不安を取り去り、迷いなく高専受験に踏み切れるようにアシストできれば嬉しいです。

 

 

一般入試と推薦入試

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高専に入学するためには2つの方法があります。1つ目は推薦入試。2つ目は一般入試です。

 

推薦入試を受けるためには、一定以上の内申点を取らなければ受験資格がありません。受験資格は内申点全体の平均が5段階評価中4以上を取る事だったと思います。厳しい試験資格の代わりに、試験は面接だけと簡単なものです。

 

要するに中学生活を頑張ってきた者のみにご褒美が与えられます。この条件を満たせる受験者はとても優秀で、倍率もそこまで高くありません。

 

続いて、一般入試は誰でも受ける事ができます。試験は5教科の筆記試験のみです。面接はありません。

 

僕の内申点平均は3.9だったので、一般入試を受ける事になりました・・・

 

もう少しで推薦入試を取れていたレベルの学力だったら受かって当然じゃん!と思った人たちに言いたいです。

 

僕は、県下統一診断テストで高専のボーダーラインとされる点数に一回も届いたことがありませんでした。

 

ただ、定期テストでそこそこの点がとれ、先生の印象がほんの少し良かっただけであって、実際の学力はそこまで高くありませんでした。しかも、理数系がずば抜けて得意というわけでもありませんでした。

 

そのため、周囲の先生や友達から「落ちるから受けるの止めといたほうがいいよ」と言われ続けました。

 

一般入試合格!!

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一般入試の倍率はなんと2.6倍でしたが、必死で受験勉強を行った結果、第一志望の機械工学科に見事合格することができました!

 

僕が行った受験勉強については後ほど紹介したいと思います。

 

合格したことがわかった時は本当に嬉しかったです。周囲の「落ちるから止めとけ」と言った連中を見返せることができました。

 

結局、受験して思った事は、中学の県下統一診断テストの成績は高専の受験にあまり関係ないのではないかという事です。

 

一般入試の問題は特殊な問題が多く、統一診断テストの出題内容とは全く別のものであったからです。

 

要するに高専の受験問題形式に慣れることさえできれば、受かる事ができるのではないのでしょうか。

 

押し寄せる不安・・・

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受かってしばらく経ち、これからのことについてじっくりと考えました。

 

こんな中学校の成績で高専に入ってやっていけるのか?落ちこぼれて、留年してしまうのではないか?という不安がありました。

 

この自分の成績に対する危機感から高専に入ってからの勉強を頑張ろうと思うきっかけになりました。

 

その結果、僕は高専でのはじめてのテストで1桁の順位を取る事ができました。それから、僕は専攻科2年までの7年間、上位の成績を維持する事ができています。

 

留年してしまう人の特徴

僕の高専生活の経験から推測すると、自分の学力に過信している人が留年する人の特徴だと思います。

 

中学校のときに成績が良くて、高専推薦入試で合格した人が意外と留年する事が多いです。

 

中学での成績がそこまで良く無くても、謙虚に努力し続けれる人は絶対に留年はしません。高専に入ってからの頑張り次第です。

 

まとめ 

僕が今まで感じたことをまとめますと

  1. 県下統一診断テストの結果で高専を受験するかどうか決めるべきではない。周囲の意見に流されない。
  2. 高専の一般入試問題は特殊な問題が多く、きちんと対策すれば中学の成績にかかわらず合格は可能である。
  3. 中学の成績にかかわらず、努力を継続することができれば留年することはありえない。上位の成績を維持する事も可能である。

ということがわかりました。高専に受験するか悩んでいる皆さんに1番伝えたい事は、志望理由が曖昧で成績が悪く、工学系に興味のなかった劣等生の僕でも高専に入学して充実した高専生活を送っているということです。

 

高専の受験に臆する必要はありません。勇気を持って一歩踏み出してみてください。